購入に至らなかった人の、REALFORCEを2週間使ってみたレビュー
先週、REALFORCEという高級キーボードをレンタルしたのでそのレビューをする。
このリンクだと表示されないかもしれないが、機種名は
REALFORCE R3HC12の日本語配列・黒。
結論から言うと、私には合わなかったと感じたために購入は見送ったが、レビューを調べても軒並みベタ褒め記事ばかりだった。
そうでない意見もあってもいいんじゃないかと思い、今回この記事を書くことにした。
レンタルするに至るまでの経緯
うちにあるキーボードはテンキーつきのもので、マウスを右手で使うときに邪魔に感じるようになったから、十字キーとhome/end/deleteキーなどがついたキーボードに買い替えようと思っていた
譲れない条件を決めて調べたものの、合うのが軸によってキータッチがだいぶ違うゲーミングキーボードとREALFORCE(定価3万4,000円……!)しかなかったため、試し打ちせずにいきなりAmazonで買うのは抵抗があった
ゲーミングキーボードは近所の電気屋にあったから試し打ちできたど、REALFORCEは置いていなくて使用感がわからなかった
けどキーボードは毎日長時間使うものだから多少値が張ってでも快適に使えるものを買いたいと思った。もし私にとっての最適解がREALFORCEだったとしても全然買うつもりだったから、こいつを試さずには決められないと思った
利用したサービス
Rentioという家電類のレンタルサービス。
- キーボードはだいたい半月レンタルのプランだった。
- PC周りだと外部モニターやノートPC、マウスも試せる。
- 代り映えのない在宅勤務において、新しい道具を使えると単純にワクワクするから、買うつもりがなくてもたまに利用してみるのはアリかもしれないと感じた。
- 旅行のときだけいいカメラを借りるとか、ロボット掃除機を導入したいけど家の広さや間取り的にどうなんだろう……ってときにいいらしい。
ここがダメ!
【いちばん合わなかった】キートップがマットでかなりザラザラしている→指が引っ掛かる。
※黒だからかもしれない。白だとどうなのか気になる。列ごとの段差がすごい→指が引っ掛かる
特に下の一段目と二段目の差が高い→WindowsキーやAltキーがやや押しにくい。30gのキーは確かに小指は疲れないけど、その分押し間違いはある。
無線接続だと少し離席するとすぐスリープに入るから、そのたびに電源ボタンを押すのが面倒。
(専用ソフトを入れてスリーブに入るまでの時間は変えられるのかもしれないけど確認はしてない)キーストロークが深い。ソフトをインストールして反応する深さをいじれるらしいけど、キーストロークそのものは変えられないから私にとっては解決になっていないのではないか
変荷重「小指が痛くならないけど指が混乱する」
vs 45g「押し間違いは少ないけどやや重い」
vs 30g「手の筋肉にやさしいけど押し間違いがち」
vs ダークライキーのフチが高くなっているので指や爪が引っ掛かる。在宅勤務にネイルはマストな私にとってはよろしくない。
(とはいってもそんなに爪は伸ばしてない。高校の校則の「指の腹側から見て詰めの白い部分が見えていない状態」よりちょい長いくらい)(私は元々白を買うつもりだったから関係はないけど)黒だと埃がたまると目立つ
ここがすごい!
脚を出すと本体の下が浮くから、スタンドに載せたノートPCのディスプレイと顔の距離を近づけられる。
Fnキーと組み合わせて音量調節もできちゃう。他にも機能はあるけど試してない。
スコスコいう(この手のキーボードの打鍵音はたいていこう言われている)音が気持ちいい。議事録担当ばっちこい!って感じになる。
「私はいま高級キーボードを使っている」という事実にバイブスが上がる(正直これが一番デカい)。
私にはプラスでもマイナスでもないが、人によって注意すべきかもしれないこと
まとめ
私はまだブラインドタッチができないけど、できる人なら恩恵を受けられるんじゃないか、と思う点もあった(荷重30gゆえの打鍵感の軽さは特にそう。)
30gは軽すぎるな~ということがわかったが、かといって45gだとやっぱり小指が疲れそう……とも感じた。キーストロークが深いから尚更。40gのキーボードってないんですかね?
こういうことにこだわりだしたら落ちてしまうのかもしれないな、自作キーボードの沼に……。