四年制大学出るのに歯科衛生士になるところだった

こんばんは。

3日に一度はこのブログを更新しようとPCに向かっているのですが、夜の方が断然文が書ける。太陽が昇っている間は明るさで気が散ってまったく思い浮かばない。

さて、民間志望で就活を進めるも(といっても11月以降はうつ状態が酷くてろくに活動していない)現在NNTの私ですが、10月ごろから親に進められていた歯科衛生士になろうと決意し、先週専門学校の選考を受けてきました。結果はまだです。

最初に母親から歯科衛生士という単語を聞いたときは冗談かと思い真に受けてはいませんでしたが、

「合格基準もはっきりしない、いつ受かるかもわからない民間より国家資格で確実に食っていけたほうがいいだろ」

「お前はいつも他人の悪口ばかり言っているし友達もいないし、そもそも組織の一員になること自体が向いていない。面接官にもそれが見抜かれていたんじゃないか」

「いまさら募集している企業なんてよっぽど条件が悪くて人が全然集まらないどうしようもないところしかないでしょ」

と散々言われました。

悪口のくだりは正確には愚痴程度なんですけどね。母親は偏見にまみれた人だからすぐそう言う。

確かにこの精神状態で選考を進められる自信なんて1ミリもないし、歯科衛生士の国家試験は合格率もかなり高いし給料もそこそこいいから、条件的には魅力的ではあった。

しかし、大学5年行ったうえに専門学校3年も行ったら働き始めるのが26歳になるし、一人暮らしの資金をためる余裕なんてないから20代ギリギリまで実家に住まないといけないと思うと憂鬱で仕方ない。

さらに、そんな状況なら「いい年してまだ親のすねかじってんのか」って絶対言われるだろうからそれが一番嫌だ。

それに歯科衛生士という職業自体、私には向いてないと思う。

バイトで飲食店のホールスタッフを計4年近くやってるからお客さん相手に話すのは慣れているし苦ではないけど、あくまで患者と接するわけだからめちゃくちゃ気遣うだろうし、個人経営の歯科医院なんて総スタッフ数少ないからそんな狭すぎるコミュニティで良好な人間関係を築くなんてマジで無理。人が多かったら私一人ぐらい孤立してもわざわざ注目する人はいないけど(かつてのバイト先でも実体験)、狭いと悪目立ちしてしまう。

あと、これは小さなことに聞こえるかもしれないけど、私は喫煙者で当分禁煙する気もないから、仕事のある日は煙草吸えないと思うとかなりきつい。煙草のにおいのする歯科衛生士がいる歯医者なんてみんな行きたくないでしょ…。

それでも民間就職に希望を持てなかった私はとりあえず専門学校のオープンキャンパスに足を運んだり、インスタで歯科衛生士の国家試験の勉強垢の投稿を見たりしてイメージを少しずつ固めていってはいた。

大学のキャリアセンターで何回も面談していただいてお世話になっている職員さんにも、毎週電話カウンセリングを受けているカウンセラーさんにも驚かれたけど…。

そりゃあ、せっかく苦労して受験を乗り越えて大学に入学したのに専門学校行くって、なんのための受験だったんだよって思うよ。

けどオープンキャンパスで専門学校の学生さんに話を聞いたら、衛生士の就活は医院2・3か所、多くても5か所で内定決まっちゃうらしい。私が50社以上落ちたって話をしてら目を丸くしてた。国家資格っょぃ。その話聞いたら心が揺らいだ。

12月上旬にネット出願をして選考を受けました。

キャンペーンで、大学の卒業見込証明書を提出すれば選考料2万円が免除されてありがたかった。選考といっても面接(しかもだいぶ雰囲気ゆるめ・雑談込み)が30分ぐらいだったかな。スーツ着て行って不安だったけどとりあえずなんとかなった。

質問は

・歯科衛生士になろうと思った理由

・なぜうちの学校を志望したか

・これまでに苦労した経験

・これまでに嬉しかった経験

あたり。

最初の二つは当日に適当に考えて、あとの二つは就活用に考えてたのを流用した。

就活と違って、「自分がいかにオンシャにとって有益な人間か」という、社会不適合者にとって地獄のようなコンセプトがなかったから話すことも考えやすかった。

まあ専門学校はあくまで商売なんでね、よっぽどやばいなって思う人以外は大抵受かるらしい。

ここまで来て一番の問題が、

私は学費分納制度があって学費も数十万安い夜間部がよかったけど両親は「お前が夜間部なんて通ったら昼夜逆転する」「朝9時ぐらいに家でダラダラされるの目障りだから嫌だ」なんて突然言い出して昼間部にしなさいってことになったんですが。

出願時には夜間部志望って書いてたから選考前日に窓口に証明書を提出しに行ったときに変更の旨を伝えたら、選考当日に

「昼間部は先週募集を締め切ってしまいまして…」

は？？？だったらホームページのわかりやすいところに赤字で書いておいてくれよ…

で親に伝えたら

「じゃあもう衛生士やめて公務員にすれば？」
と言われ。

私も親の言うことにそのまま従うのは嫌だったけど、金銭面では頼らざるを得ないゆえに文句も言えず、衛生士云々の話はポシャりました。

オープンキャンパス行ってパンフ読み込んでた時間返せよ！！！！！