オフィスカジュアルとビジネスカジュアルを勘違いしていた
社会人になって初めての現場でのやらかし未遂を白状しておく。
■スーツがとにかく嫌だ
私はスーツが嫌いだ。
スカートなんてもってのほか、
「リクルートスーツは意地でもパンツスーツしか着ない」
と決めている。
これは好みの問題でも、合理的理由からでも
(走りやすい・ストッキングが伝線してもバレない等)、個人的な好みでもある。
けれど、某紳士服店で就活前に買ったスーツはとにかく着心地が悪い。
肩は凝るし体の可動域は制限されるし、何もしなくてもただ着ているだけで疲弊してしまう。
一応、入社後1・2週目の出社日は上司の目を気にしてスーツで出勤した。
でもジャケットだけは室内ではずっと脱いでいた。肩凝りは多少はマシになったが、
この服一式を着ているというだけで、慢性的なストレスが蓄積されて
じわじわとHPが削られてしまう。
ポケモンバトルで例えるなら、どくややけどみたいなものだ。
だからこそ、営業から送られてきた現場概要のメールにあった
『ビジネスカジュアル可』の文字が視界の端に入った時は
「スーツの呪縛から逃れられる!っしゃー!!!」と
内心ガッツポーズをした。
ここがトンデモ勘違いの始まりだったことに後から気づいた。
遅い!!!!!
■現場出勤(多分)5日目の指摘
それを受けて、現場出勤時は毎日私服だった。
着ていたものは、
・GUのバンドカラーシャツ(メンズ)
・GUのスキニーパンツ(レディース)
を色違いで購入。
すでに持っていたものも含め、シャツは6枚、パンツは3枚揃えた。
色は白・グレー・ベージュ・ブラウン・黒。
どれもプライベートでも着たいと思えるものだから納得のいく買い物だったし、
好きな服を着ているだけでワクワクするから気分もよかった。
トロプリの夏海まなつちゃん風に言うと「トロピカってる!」な感じ。
そんな感じで、毎日好きな服を着るという些細な楽しみと共に
ストレスフリーに労働しているときのことだった。
別記事で書く(予定)現場リーダーに言われた。
『そのシャツ、しまった方がいいよ』『いつか言われると思ってた笑』
……???
お世話になってる大好きなリーダーに言われたから
その直後の休憩の時にしっかりシャツインした。
スキニーパンツはベルトなしで履いていて、
インするとどうしても間抜けに見えるから
次の土曜にGUでかっちりめのデザインのベルトを買って
翌出勤日から付けていくようにした。
その日からオフィス服について調べまくって、ようやく気づいた。
オフィスカジュアルとビジネスカジュアルは似て非なるものだということに。
■ビジネスカジュアルはそんなにカジュアルではない
この記事を読んでいただければわかるとおり、ビジネスカジュアルの定義は
「取引先と会っても大丈夫なようなかっちり具合の私服」らしい(意訳)。
言ってしまえば、私から見た現場の社員も”お客様”ではあるが、
当時はその意識が薄かったから仕方ないといえば仕方ない(?)
仕事ぶりは褒められたから許してくれ……。
つまり、本当はジャケットとテーパードパンツのセットアップ
とかを着ていればOKだったってことっぽい。
GUにも売ってるし、Twitterで見た感じ
ユニクロの感動ジャケット・感動パンツが着心地がめっちゃいいらしい。
AOKIのパジャマジャケットも気になる。レディースはメンズに比べて
デザインがちょっとかっこよくないなって思っちゃうけど(個人の感想です)。
着心地さえ解消できれば全然着るよ〜ジャケット……。
思い起こせば、現場の社員含め8割はスーツ着てたな……。
女性社員が2人しかいなくてお手本が少なかったから
(しかもその2人ともジャケットなんて着ていなかった)仕方ない、ということにしておく。
■良い子は真似しないでね
という感じでした。勢いで書いた。
スーツを着ないで済むというだけで、かなり精神的負担が減ったから、
私は身につけるものへのこだわりというか好き嫌いが激しいんだなあと
知ることができたのは収穫だった。
加えて、仕事の日も着られる服で休日のコーデを組む楽しみもできた。
もともとシャツ大好きマンだし、PD的にも(自己診断クール)襟付きシャツが似合うっぽいからお得。
もし職場で「私服でいいよ」って言われた場合は、
”ビジネス”カジュアルなのか”オフィス”カジュアルなのかしっかり確認してから
服を選ぶようにしましょう(戒め)。