地獄の底でハッピーエンドを

言葉を取り戻すために

はじめてのげんば

 

一言でいうと大当たりだった。

初めての現場がここでよかったと思える。

3月初週に行った現場と、勤務場所も業務内容もリーダーも同じだった。

今回は2回目をメインに振り返ろうと思う。

詳しくは後述するが、リーダーと私の2人だけで作業を進めていた前回とは違って

同じく新人の初対面の同年代と連携しなければいけない場面が多々あった。

これに結構悩まされたし、うまくいったこともいかなかったこともあり

自分の糧にはなったと自覚している。

 

発達特性と折り合いをつけるためにこれまで考えていたことが

思わぬ形で生かされたのも、

今までの時間が無駄ではなかったと思えて嬉しかった。

 

【現場(2回目)の概要】

期間:9日間(祝日のある週で2週間)

人数:リーダー1人・メンバーは私含めて4人の計5

内容:ノートPCのキッティング作業

作業台数:平均約50/

勤務場所:首都圏某所の倉庫(物流センターが立ち並ぶエリア)

最寄駅からの通勤時間:約40

 

 

1回目を振り返る

2回目でのチームにやばめ(失礼)な人が2人もいた&初期と最終日の残業がえぐかったため、

リーダーが私のことを評価してくれたのがわかったような気もしなくはない。

手順書といいラベルといいややこしいところの作業といい、

9割はリーダーの実績だとは思うが……。

 

それに、5人よりも2人のほうが小回りが利くし統制も取りやすい、

ゆえに何かトラブルがあってもリカバリーしやすいに決まってた。

そりゃこの時の方がサクサク進むわけだ。

 

2回目を振り返る

一緒に入場したAさんがしごでき、且つ

言語コミュニケーションに抵抗のない人でよかった。

最初の3日ぐらいは話しすぎるタイプのコミュ障かと思ってて

最後までその性質が消えたわけではないが、ちまちました確認とかはすぐにできた。

彼がよく話すから、こちらも比較的話しかけやすい

(はっきりとしたレスをくれるだろうと思った上で話せる)と思えたのは

そのおかげだと思う。

 

同じ理由で、Bさんは再鑑のお願いすらしづらかった。

18日(金)の私の効率厨ムーブを経て話しかけやすくなった。

そのときに、「彼女は声は小さいし話すのが得意ではないけど

業務連絡にはしっかりレスをしてくれる人だ」とわかり、

2週目以降はその懸念は霧消した。

 

問題のCさん、あくまで私の推測だけど

ADHDASDの併発だと思う。見ていて要素が多すぎた。

作業中に大きめの声で独り言をブツブツ言ったり、突然頭を振ったり

手を握ったり開いたりして多動全開だった。

その上、愚直に言われたことのみ&言われた通りの行動しか取らなくて

結果作業が著しく遅くなったり。

説明が分からなくて動けなくて指摘されても、とりあえず「スミマセン」って言っときゃいいものを、

「ああ、全然分からなかった」って言っちゃう、みたいな。

作業中の多動に関しては、隣で作業してる私まで集中力奪われそうで大変だった。

コンサータ飲みなよ……。

 

結局、イレギュラーがあってもAさんと私でやること決めて

なんとかなった、と思う。

最終日のリーダーの残業が20時くらいまであったっぽいし

私たちも19時半まで残ったが……。

初の2時間残業イェイ! これからどんなペースで更新するのかな!(白目)

 

リーダーへの愛を語る

彼へのクソデカ感情はTwitterで散々アウトプットしているから

今更こっちで書くのも恥ずかしいナ〜(は?)

Twitterより検索でたどりやすいブログだから、私の普段の感じを知らん人が読んだら

なんやこいつキモッて思われそうだな〜〜〜(と予防線を張っておく)。

いまだにこの感情がLOVEなのか、それとも

LOVEに限りなく近いLIKEや憧れ・尊敬なのか判断しかねる。

いずれにせよ、今後の私の中で何かしら特別なポジションに位置付けられるであろうことだけは確か。

(ちなみにリーダーは推定27・8歳の男性、

私より3センチくらい背が低くてメガネかけてる現場の社員)

 

初日からリーダーが私を歓迎してくれていることが

態度からわかったし(リピート依頼だから当然と言えば当然だが)、

右も左もわからないより遥かに居心地がよかった。

頼られているから応えたいと思ったし、

私はここにいていいんだと思えて進捗にブーストがかかった。

 

何より大きかったのはもちろん「気軽に話しかけてくれていいんで」。

前回は雑談皆無だったし業務連絡も少なく済んだから、

私のコミュ力のなさを気にする場面もなかった。

けど今回は

・質問や管理者チェックの依頼をする前に

話しかけていいかどうかタイミングを見ないといけない

・他に3人いるから、私の依頼・質問と他の人の質問等のどちらを優先すべきか、

話しかける前に考えないといけない

・シンプルに私自身の性質として、3人以上同じ場にいると

誰か1人に話しかけるハードルがかなり上がる

(他人に聞かれていると思うと発表するときのように思えてしまって

緊張してしまう)

※これは今回初めて理由を明確に認識した

という要素が出てきた。

 

それらによって、一対一ならなんの抵抗や迷いもなく聞けたことが

聞きづらくなってしまった。

こんな状況だったけど、

私が会話全般が得意ではないという自己開示を思いがけずできたこと、

その上で肯定してくれたことが本当にうれしかった。

 

これまで私は、Twitterやブログではこの手のことを散々アウトプットして

自分なりに落としどころや無理のない改善策を編み出そうと躍起になってきた。

その改善策は当分はアプデし続けないといけないだろうし、

もしかしたら完成なんてしないのかもしれない。

それでも話せないことで学生生活において幾度も痛い目に遭って

バッド入るトリガーにもなってきたから、痛かったけど向き合い続けてきた。

自分で素の自分を説き伏せ続けてきた。

 

そんな私だったから、

他人に「無理しないでいいよ」という趣旨の声掛けをされたことが

もはやカルチャーショックだった。

もちろん、リーダー本人は前回の3日間の私しか見てきてないし

雑談もしたことなかったからそこまでわかっているわけではない。

でも嬉しいもんは嬉しかったんだよ……。

 

これは私のド偏見でしかないが、

リーダーも職場の人と多少の雑談はしていたが社交的という感じではなく、

どちらかというと一人で黙々と作業してる方が捗っているように見えた。

私の話すの苦手発言に対してわかるって(上っ面だけの共感ではない感じで)

言っていたし、もしかすると私ほどではないにしても

悩んだことがあったのかもしれない。

だからこそ、あの時の私にああ言うに至ったのかもしれない。

 

すべて妄想ですが。

 

まとめ

というわけで、作業自体よりもリーダーのおかげで乗り切れた2週間+3日でした。

最近Twitterでリーダーのことばかりツイートしてるから

垢バレしないかちょっと不安。特定できるワード入れてないから大丈夫だろうけど。

発達はバレてほしくないマジで。

 

勤務終了の翌週に営業からメールがあって、前回に続き今回も

リーダーからの評価はとても良かったらしい。

「どんなところがどんな風に良かったのか聞いてください」って返信したら